第4回社内アンケート調査の集計結果についてデータ分析をおこないました。

平均点

得点分布

9月に実施しました第4回社内アンケート調査の集計結果についてデータ分析をおこないました。各項目の平均点、合計点の分布は上記のグラフの通りです。

【アンケート項目】
Ⅰ.労働環境[個人についての質問]
Ⅱ.待遇についての満足度[個人についての質問]
Ⅲ.技術面での有効性評価[個人についての質問]
Ⅳ.労働環境[会社全体についての質問]
Ⅴ.会社の理念・方針・業績について[会社全体についての質問]
Ⅵ. 会社の運営手法について
Ⅶ.質マネジメントシステムの12原則[会社全体についての質問]
Ⅷ.長期的な展望

【総評】
(1) Ⅴ項の「会社の理念・方針・業績について」は最も点数が高く、会社の経営理念、品質目標、ISO9001、法令遵守といった会社を運営する為の根幹となる部分では、概ね理解され、支持を得られています。

(2) Ⅱ項の待遇についての満足度[個人についての質問]では、平均点が3.57(71.4%)と低めの数値になっています。この中で特に給与については、最も低い数値3.42(68.4%)となっていて、次に各種手当て3.46(69.2%)、賞与3.58(71.6%)と続きます。所得の面では、給与や賞与といったメインの所得に加え、諸手当が少なく不満という結果は、大企業に勤めている友人との比較から来るものかと思われ、できる範囲で早急な改善が必要です。尚、有給休暇の取得率は前回アンケート時の30%未満から37%へまだまだ低い水準ながら改善傾向にあるため、平均点も改善(3.30→3.67)が見て取れます。但し、前回と同様で有給休暇を取得できている人とできていない人の差も大きいということも見て取れます。

(3) Ⅲ項の技術面での有効性評価では、社内の標準化として、仕事の合間を利用して押し進めてまいりました、「CAD作図標準書」(GY-1)、「積算マニュアル」(GY-3)、あるいは「メーカーリスト」(ML-1)といった、社内基準書が有効に使われていて、業務の効率化に大変役にたっているということが読み取れます。「チェックリスト集」(GY-4)については、概ね支持を得られていますが、これから本格的な利用で効果が期待できるのではないかと思われます。

(4) 業務量については、Ⅵ項の全体受注量がほぼ適正という結果になっており、Ⅰ項でも個人の業務量や残業量の平均点が共に前回アンケート時より改善しています(「業務量」3.57→3.96、「残業量」3.43→3.92)。業務量などが適正で妥当であることが確認出来ます。

(5) Ⅶ項の質マネジメントシステムの12原則については、前回アンケート時と同様で質問が難しかったこともあり、項目ごとの数値が大きくばらけていて方向感が見られません。今後アンケートの回数を重ねるごとに、回答者の社員の皆様にもしっかりと理解され、会社としても着目して追いかけていきたい項目です。

(6) Ⅰ項の労働環境[個人についての質問]における「仕事の楽しさ」の項目では、前回アンケート時から若干の改善(3.30→3.54)が見られますが、若い社員が多くて仕事の楽しさを感じる領域にはまだ達しておらず、経験不足からくる仕事の苦しさの方が先に立ってしまっていて、低い点数にとどまっているのではないかと推察します。この点については、他の様々な問題点への対策を行い、社員の定着率を高めることによって年月が自然と解決していくのではないかと考えています。

(7) Ⅳ項の労働環境[全体についての質問]における「社員の士気」の点数が、前回アンケート時と同様に低いというのは重要な問題です。これは、P31社員の士気のアンケート調査コメント欄から、少なからず「士気が低い人がいる」のは間違いなく、ISO9001を中心とする様々な会社の改革活動が受け入れられている人と、そうではない人との違いにより温度差が生じていることが1点あります。今後、「社員の士気」を高めるべくあらゆる活動を行ってまいります。

(8) Ⅵ項の会社の運営手法については、ISO9001の導入やホームページによる広報活動はほぼ理解され、前回アンケート時よりも良い評価(「ISO9001の導入」3.87→4.21、「ホームページによる広報活動」3.91→4.25)を受けています。各種コンサルタントの活用(特に経営コンサルタント)についてはまだ理解されていないようで点数は低いですが、これは長期的に見て良い結果がでることを確信しています。

(9) Ⅶ項の長期的な展望における「あなたの未来」の点数が、低いというのは重要な問題です。キャリアプランを考えるには、自身が望む人生を送り、望ましい仕事をしていくために漠然とではなく、5年後の自分、10年後の自分と、しっかりとした将来のライフプランが大事です。そのために、自分の能力と将来の目標において必要になってくるスキルなどのギャップをいかに埋められるのかです。今後、「ギャップ」を埋めるべく活動を行ってまいります。

(10) 全体を通して社員満足度調査の点数は、平均点76.4点になりました。これは平成27年度品質目標に掲げた平均点の75点を上廻っています。次回アンケートでも、社員満足度調査のすべての平均点が75点を超えていくことを目指して、改善活動を続けてまいります。そして、中期経営目標に掲げた平成30年度には、社員満足度平均点が80点を超えることを次の目標にしてまいります。その為には、5点満点で1点の人の項目を向上させることはもちろん必要ですが、これは少数派ですので全体にはあまり響きませんし、このことに過剰に反応することもないと思います。調査項目の中で最も多い、3点の項目を4点にするということが最も重要なことだと考えます。つまり3点というのは多くの場合「どちらとも言えない」という評価なのですが、社員に会社の向かうべき方向、取っている対策を正しく理解してもらうことによって、4点の「やや感じる」に向上していただくことが全体の平均点を押し上げる効果があります。これが質マネジメントシステムの「全体最適」へとつながる道と言えるでしょう。

 

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2015-09-17
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